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2011年11月05日
BACONGO SAPE
コンゴ共和国。
首都ブラザビルの貧しい地区に、ディオールやプラダのスーツに身を包み、
優雅な足取りで通りを行く男たちがいる。
彼らは、90年近い伝統を持つおしゃれ集団「SAPE(サップ)」
その普及に大きく貢献したのが、国民的歌手のパパ・ウェンバである。
コンゴ民主共和国では、65年に権力を掌握した
独裁者モブツ・セセ・セコが、西洋の影響を排除しようと「アバコスト」と呼ばれる
国民服の着用を強要。
だがパパ・ウェンバはこれに抵抗し、サプールであることをやめなかったという。
80年代の紛争でサプールは一時なりを潜めたものの、
今世紀に入って紛争が収束すると
「武器を捨て、エレガントな装いをしよう」
「平和があってこそSAPEは存在する」と彼らは言う。
かっこいい・・・
Posted by Leather Base at 20:46